さぁ、動画で喋りきれなかった部分大いに喋るぞっと!(笑
こちらのホームページにまで足を運んでいただいた貴方・・・。
本当にありがとうございます。
さて、では本日は冷たい冷製パスタの作り方です。

お店の庭に丁度ミニトマトとバジルが育っていましたので今回はこちらの食材を使っていきます。
ニコニコ動画のコメントに「じゃあ作るにはまず庭がないとダメだな」なんてコメントがありました。
いつも思うことですが、本当に面白いことがよく浮かぶもんですね(笑
頭が柔らかいんでしょうね~。

材料 (1人前)
・パスタ(カペッリーニ) 80g
・トマトソース 70g
・ミニトマト 3~4ケ
・バジル 2~3枚
・ブルーベリー 適
・モッツァレラ 30g程度
・パルミジャーノ 適
・EXVオリーブオイル 適

まずは材料をカットしていきます。
今回はミニトマトを1/2にカットしましたが、薄くスライスしても1/4にクシ切りにしてもOKです。
お好きな大きさにカットしてください。
今回のパスタはゆで時間が短いので、茹でている間に出来る事が限られます。
しっかり段取りをして作っていきましょう。

バジルも手でちぎってください。
バジルは金気を嫌いますので、包丁ではなく手でざっくりとちぎってください。
ちなみにバジルの保存方法についてよく聞かれることがありますので一応僕の方法を書いておきます。
通常葉物を保存する際は水分を補いながら保存します。
例えば水をたっぷりと含ませた新聞紙やキッチンペーパーで包むなど。
ですが、バジルに関しては保存期間中に水分があると早く黒ずんでしまう気がします。
収穫し、軽く洗った後3~4分水に浸して置きその後しっかりと水気を切ってからタッパーに入れ固----く絞ったキッチンペーパーを上から被せて保存します。
全く水分が無いとしなしなしてきますので、保湿程度にキッチンペーパーを使います。

その他の材料もすべてボウルに入れます。
モッツァレラもちぎって入れちゃってください。包丁でカットしても良いですが、ちぎった方がソースも絡みやすく美味しいと個人的には思います。
今回使うパスタは「カペッリーニ」といいまして、非常に細い麺の為ゆで時間がとても短いのでここまで用意してゆであがりを万全の態勢で待ちましょう。

パスタの茹で方です。
湯の量に対して2%程度で茹でていきます。
2ℓに対して20g。
3%だと海水の塩分濃度に近いのでしょっぱいですね。
ただ、使うソースの種類などで3%塩分で作られるかたもいらっしゃいます。
問題はゆでる塩分濃度がどうこうではなく、合計の塩分が「美味しい」と感じるところに落ち着けば良い訳なので、ゆで塩でつまらん議論は不要です。
湯かげんは(火加減?)ぼこぼこ沸かさず、静かにポコポコと泡が出る程度です。
蕎麦を茹でるように躍らせてしまうとパスタ表面のザラザラがなくなってしまいます。あのザラザラにソースが絡むので踊らないようにお願いします。
踊るのはクラブのm・・・(省略

今回使うカペッリーニは「デルヴェルデ」社のパスタです。すべすべツルツルっとした食感が特徴でこの会社のリングイネも個人的に好きです。
パスタは基本的に「細麺→軽いソース」「太麺→重めのソース」とされていますが、この辺りは好みの問題だと思っているのでお好きな面の種類をお使いください。
スーパーで入手しやすいパスタメーカーは「バリラ」「ディチェコ」辺りだと思いますが、会社によって風味も味も香りも全然違うので皆さんのお好きな一品を是非発見してみてください。

ゆで時間に触れていませんでしたね。
通常アルデンテに仕上げる場合、袋の表記よりも30秒~1分程度短く揚げるのですが、冷製パスタの場合氷水で締めるのでやや長めに茹でてください。
袋の表記通り~1分長め程度。
カペッリーニを使うなら表記通りくらいで良いかと思いますが、スパゲッティーニやスパゲティを使う場合は更に長めに茹でてください。
茹で上がったらすぐに氷水に落とし水気をよく切ります。

塩で調味して盛り付け、ブルーベリーパルミジャーノを散らして完成です。
パルミジャーノが無ければパルメザンチーズでもOKですし、ミモレットなんかでも色合いがよさそうですね。
ちなみに、パルミジャーノとパルメザンって同じじゃないの?よく聞かれますが・・・
全く!!別物!!
とお考え下さい。
パルミジャーノはそもそもイタリアパルマ地方で事細かく決められた製法によって作られる一つのブランドです。
詳しくは個人でお調べ下さい。ネット上に情報は溢れています。
パルメザンはいわゆる「粉チーズ」全般を指す英語です。
言わばどんな種類のチーズを原料にしていても粉チーズ=パルメザンという訳です。
ただ、パルミジャーノの香りや味が苦手という方もいらっしゃいます。
当然です。
食品は好き嫌いがあってこそです。
でも、貴方の口に合うチーズはきっとみつかると思います。世には数えきれないほどのチーズがございます。